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ディスプレイ、プリント基板と受動部品

応用分野

AEROSIL®、AEROXIDE®、AERODISP®は、電子材料の用途で様々な機能を付与することのできる製品です。


Display und Hand
ディスプレイ用フィルム
フュームドシリカやフュームド金属酸化物の均一分散液AERODISP®は、光学フィルムの重合工程でブロッキング防止剤として添加され、ポリマーフィルム層同士の粘着を防止します。
また、光学フィルムに分散液AERODISP®を含有するハードコート樹脂溶液でコーティングすると、フィルムの機械的・光学的特性を向上させることができます。分散液AERODISP®に含有されている微粒子の特性によりさまざまな効果が得られます。粘着防止、グレア防止、スクラッチ防止、屈折率の調整などは、中でも特筆すべき効果です。


プリント基板と受動素子


プリント基板(PCB)は、多数の製造工程を経て、最新の電子機器に使用されます。製造工程における重要な課題の1つとして、配線の欠陥を無くすことがあげられます。
一般に、AEROSIL®製品は、特殊なレジストインクのレオロジー特性を制御する添加剤として使用されており、エッチング工程中の配線を保護します。 また、そのAEROSIL®製品が応用されたレジストインクは、熱、湿気、埃などの環境条件から回路を保護します。

積層セラミックコンデンサ(MLCC)は、電荷を一時的に貯蔵しノイズを除去する機能があるため、電子回路で広く使用されています。 代表的なMLCCは、セラッミック誘電体、内部電極、および終端で構成されています。
MLCCの製造は複数の工程からなり、セラミックス粉体を焼結して高密度セラミックス体を形成する工程が含まれます。フュームドシリカAEROSIL®やフュームド金属酸化物AEROXIDE®を焼結助剤として少量添加すると、高密度、均質な微細構造が得られ、優れた誘電特性を維持しながら、焼結温度を下げることができます。
チタン酸バリウム(BT)は、誘電率が高いため、MLCCで使用される材料の1つです。チタン酸バリウムの製造方法は種々あり、その中で最も経済的な製造方法は、固相法で製造する方法です。フュームド二酸化チタンのAEROXIDE® P25は、BT粉体の合成で種結晶として使用することができます。


LED



LEDを製造する上で、封止材料と蛍光体は、性能上非常に重要な役割を果たします。蛍光体は一般に粉末状で、さまざまな重量比でエポキシ樹脂やシリコーンなどの液体封止材の中に分散されます。蛍光体粒子は、液体封止剤に分散・硬化する過程において沈降する傾向があります。もし、硬化した封止材全体に蛍光体が不均質に分布した場合、白色LED中に黄白色や青白色の発光点が生じます。表面処理したAEROSIL®シリカ製品は、LED封止材中の蛍光体に対して優れた沈降防止性能を示し、透明性も良好です。

LEDの入力電力が増加すると、基板は、LEDダイから発生する熱を素早く環境中に放散する必要があります。セラミック基板は、高出力LEDに適しており、迅速な熱の放散を可能にします。炭化ケイ素(SiC)と窒化アルミニウム(AlN)は、熱伝導率(CTE)が良好で、熱膨張率も好適なセラミック素材として適切な材料です。高純度の親水性フュームドシリカAEROSIL®とフュームド酸化アルミニウム AEROXIDE®は、SiCやAlN粉体の原材料として使用することができます。

LED蛍光体は、LED照明の発光効率、耐用年数、演色評価数(CRi)を決める重要な材料です。 LED蛍光体の開発は、安定性の低い硫化物とハロゲン化物から開始されました。それを追って、高温と化学的安定性のあるアルミン酸塩やケイ酸塩、窒化物、オキシ窒化物の蛍光体が開発され市場に投入されました。
高純度の親水性フュームドシリカAEROSIL®とフュームド酸化アルミニウム AEROXIDE®は、蛍光体の結晶格子で重要な構成要素として作用し、ケイ酸塩又はアルミン酸塩の蛍光体に対して共有原子価の調整(活性体と電子を共有している配位子の変更)、結晶場の調整(結晶構造の変更)ができます。



データシート
SDSと同様、アエロジルの製品グレードも「製品の推奨」ページから検索することができます。
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