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熱特性付与

応用分野

フュームドシリカAEROSIL®はさまざまな特性でお客様のニーズにお応えします。


  • 低温での高い柔軟性

  • 金属酸化物による熱安定性の向上

  • 難燃性

柔軟性と温度安定性を持つ食品用型で使用されるAEROXIDE®

Heat-stabilization Eis
Cake molds of Silicone Rubber are heat-resistant up to 280 °C

シリコーンゴム製の食品用型は、−40°Cの低温(製氷皿)だけではなく、200°C以上の高温(ケーキ型)でも高い柔軟性を維持します。

フュームドシリカAEROXIDE®は、製氷皿やケーキ型などのシリコーンゴム製の食品用型で、有効な補強剤として重要な役割を果たしています。低温柔軟性や耐熱性などの優れた熱特性は、特殊な熱安定剤であるAEROXIDE®製品の使用により得られます。

シリコーンゴム製の製氷皿は、−40°Cの低温でも柔軟性を維持するため、製氷皿から角氷を破砕することなく容易に取り出すことができます。一方、シリコーンゴム製のケーキ型は、280°Cまで耐熱性があり、滑らず、食器洗浄機でも極めて安全です。生地は弾性シリコーン型にくっつかないため、型に非粘着表面処理を施したり、グリースを塗る必要はありません。

また、シリコーン材料はエネルギーを10~20%節減します。食品用型は固体又は液状のシリコーンから作ることが可能で、これらの材料はすぐに使用可能なHTV又はLSRシリコーンゴムです。これらは、高粘度又は高流動性を持つ一液型又は二液型システムであり、100°C以上の処理温度で殊な架橋触媒の作用を受けて完全に硬化されて、シリコーンゴムになります。

フュームドシリカAEROSIL®は、シリコーンゴムに必要なレオロジー特性、機械的特性及び光学的特性を付与します。エボニックでは、高温用途での熱安定剤として、シリコーンゴム向けに2つの特殊な酸化物であるAEROXIDE® TiO2 P 25とAEROXIDE® TiO2 PF 2を提供しています。

自動車関連で使用されるAEROSIL®

フュームドシリカAEROSIL®を使用したシリコーンシーラントなどのシリコーン系製品は、現在、自動車業界においてもなくてはならないものです。エンジン、駆動システム、冷却システム、電子系統、ボディーなどあらゆるパーツで、従来型の材料よりもシリコーンは素晴らしい特性を持っています。例えば、エンジン部のシーリング材として一液型RTVシリコーンゴムは、250°Cまでの高温に長時間曝露されても弾性を保持します。この場合は、FIPG(formed in place gasket: 現場成形型ガスケット)方式が使用されることが多いです。この方式は、シリコーンゴムの吐出ヘッドが、シールしようとする製品の箇所の輪郭をコンピュータープログラムで制御して、シリコーンゴムを塗布するものです。一液型RTVシステムは流動性又は低粘度のペーストであり、大気中の湿気の作用で室温硬化し、弾性シリコーンゴムになります。フュームドシリカAEROSIL®は、シリコーンゴムに必要なレオロジー特性と機械的特性を付与します。

 

シリコーンゴム向けエボニック製品群